動物たちへの感謝と福祉への取り組み

Our Philosophy

命の調和を願い、ライフサイエンスの未来を支える

ライフサイエンスとは、生命現象を生物学・化学・医学などの多角的な視点から研究する学問です。その発展には幾多の実験が積み重ねられており、動物実験はその重要な一部を担っています。私たちはその事実を真摯に受け止め、動物たちへの感謝と敬意を忘れずに事業を営んでいます。

単に実験機器を販売するのではなく、実験の成功を支えるソリューションを。そして、人も動物もストレスが少ない実験環境の実現を、私たちは目指しています。その先に、全ての生物のより豊かな暮らしがあるように、私たちのあり方も未来とともに変化し続けます。


Our Approach

3Rs + Relationship — 私たちの動物福祉への取り組み

動物実験における国際的な動物福祉の原則「3Rs」に、夏目製作所は独自の視点「Relationship(関係性を大切に)」を加えた4つの『R』を実践しています。

3Rs + Relationship

夏目製作所が大切にする4つの『R』

Replacement

代替法の活用

動物を使わない方法で同等の成果を得られる代替手段を選択する

Reduction

使用数の最小化

実験に使用する動物の数をできる限り少なくする

Refinement

苦痛・苦悩の軽減

実験手技や環境を改善し、動物の苦痛・苦悩を最小限に抑える

Relationship

関係性を大切に

実験者・動物・現場に関わるすべての人との関係性を築き続ける。
3Rsをより実践的にするために夏目製作所が大切にしている4つめの『R』です。

夏目製作所の視点

3Rsは国際的な動物実験における動物福祉の基本原則です。夏目製作所はそこに +Relationship の視点を加え、現場との対話を通じて動物福祉を実践しています。


Manufacturing Philosophy

人にやさしく、動物にやさしいものづくり

私たちのものづくりの本質は、「モノの提供」ではありません。使いやすさ・清掃のしやすさ・動物への負担の少なさという「やさしさ」を形にすること。そしてその答えは、常に現場にあります。

実験者への配慮

作業負担の軽減、安全性の向上、実験の再現性向上による失敗の低減。動物実験現場特有の身体的・精神的リスクを軽減する製品設計を追求しています。「共感疲労」や「カルチャー・オブ・ケア」の視点も取り入れながら、現場に寄り添います。

動物への配慮

動物の不安や痛みをいかに減らせるか。この問いを軸に、3Rsの原則を製品・サービスに落とし込んでいます。NATSUME RAT(代替)、EGET(使用数低減)、NARCOBIT(苦痛軽減)、など、具体的な製品でRefinement・Reduction・Replacementを実践しています。

動物にやさしいものづくりが人にやさしい環境を生み出し、人が適切に扱える道具のある環境が動物福祉の向上につながっていく。その関係性(Relationship)を大切にしながら、ものづくりを続けています。


With Researchers

実験に携わる人たちと、共に考える

私たちは自ら実験を行う立場ではありません。しかし、実験現場に足を運び、自ら製品を使い、現場の声に真摯に耳を傾けることで、カタログやデータだけでは見えない課題に気づくことができます。その気づきを持ち帰り、製品や提案に反映させていく。そうした地道な積み重ねが、実験の精度を上げ、動物福祉に貢献するものづくりへとつながっていきます。

実験者の感覚に少しでも近づくために、全社員を対象に実験動物2級技術者の資格取得を推奨しています。通信教育やウェットハンド研修会、各種研修会への参加など、実験への理解を継続的に深める機会を設けています。

61%
全社員の実験動物2級技術者 資格保有率
営業部門に限ると約80%が資格を保有    
  2026.04現在

Memorial & Lecture

動物慰霊式と命の講話

毎年、実験に供された動物たちに想いを馳せ、黙とうを捧げる慰霊式を社内で執り行っています。2024年からは合わせて「命の講話」を実施しています。実験現場に携わる方々の想いや、動物実験の意義と社会からの受け止め方、そもそも命とは、動物と人との関わりは、など専門家や有識者の方をお招きして、命や実験の意義について考えるきっかけとなる場を設けています。

一人ひとりの気づきが3Rs+Relationshipにつながる行動となっていく。そうした積み重ねが、一つ一つは小さくとも動物福祉の実践と呼べるものになっていくと考えています。


Our Vision

命の調和の実現へ、サステイナブルなものづくりを

🌱

100周年・150周年を迎える時代にも、ライフサイエンスの「未来」とともに

地球そのものをサステイナブルなものにし、全ての生き物が豊かな暮らしを送れる社会をめざして。私たちは存続し、変化し、アップデートし続けるサステイナブルな会社であり続けます。その先に、命の調和の実現があると信じています。