第59回日本実験動物技術者協会総会(山陰米子大会)ランチョンセミナー開催のご案内
この度は、第59回日本実験動物技術者協会総会(山陰米子大会)で10月24日(金)に、「“人と動物にやさしい”を形に、新IVC(個別換気式飼育装置)~Pure Palace~の提案」と題しまして、ランチョンセミナーを開催する運びになりました。
日本国内では、年間約250万匹のマウスが動物実験用として販売されています(日本実験動物協会 2022年調査結果)。また、施設内で交配されるマウスを含めると、実験・試験に供されるマウスの数はさらに多くなります。これらのマウスは、遺伝子改変動物や免疫不全動物であることが多く、1匹あたりの付加価値も年々高まってきております。
こうした状況を背景に、均質で再現性のある実験データの取得や、実験動物の適正な保護の観点から、法規制や各種指針に基づいた飼育管理の重要性が高まってきています。なかでも、個別換気式飼育装置(IVC:Individual Ventilated Cage)によるマウス飼育は、現在では一般的な手法となっております。
IVCによる飼育には、以下のようなメリットがあり、その有用性が広く認識されています。
① ケージ間のコンタミネーションの抑制
② 施設側の排気設備との接続による臭気の低減
③ 1飼育室あたりの収容匹数の増加 など
こうした背景から、IVCを製造・販売する各メーカーは、さまざまな特色や運用方法をもつ製品をラインナップしてまいりました。
夏目製作所では、26年間にわたり、米国 Lab Products 社製のIVCラックを提供してまいりました。そしてこのたび、2025年10月1日より、新たなIVCラック「Pure Palace」の発売を開始いたします。
「Pure Palace」は、通常の5匹飼育可能なケージに加え、1つのケージを2つのエリアに分割可能なハイブリッドケージ(単飼育またはペア飼育が可能)も、同一ラック内で使用できる新製品です。移植時などに求められる単飼育が必要な実験においても、より多くの動物を効率的に飼育することが可能です。
本ランチョンセミナーでは、新IVC「Pure Palace」の特長に加え、従来取り扱っていた Lab Products 社製品との違いや特性についてもご紹介いたします。
夏目製作所は、実験動物飼育機材における“新しい選択肢”として、現場のニーズに沿った「人と動物にやさしい」IVCをご提供できるよう、実験動物業界における“コンシェルジュ”を目指して、これからも挑戦を続けてまいります。
日時 | 2025年10月24日(金)12:00〜13:00 |
会場 | 米子コンベンションセンター BIG SHIP 2階B会場(国際会議室) 〒683-0043 鳥取県米子市末広町294【MAP】 ![]() |
演者 座長 |
株式会社夏目製作所 伴野 佳祐 株式会社夏目製作所 齋藤 秀夫 |
テーマ | “人と動物にやさしい”を形に、新IVC(個別換気式飼育装置) ~Pure Palace~の提案 |
定員 | 120名 |
※お申し込みの際、外部リンクに移動します。ご了承願います。
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<ホスピタリティルームのご案内>
開催期間中、当社ではホスピタリティルームをオープンいたします。
たくさんの製品を実際に展示して皆様をお待ちしておりますので、ぜひお立ち寄りください。
お飲み物をご用意して皆様のお越しをお待ちしております。